はかどっているのか・・・記憶にございません。

 

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ちのや、画面が見えんけ

春は出会いと別れの季節ですにゃ。

新生活でも、どこへ行っても、猫満載の生活こそが楽しき!

ニャン生\(^o^)/バンザイ☆彡

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はかどっているのか・・・

犯ニャンは誰かはわかりませんが、猫は自由です。

ニンゲンの暦の都合なんざ考えちゃぁおらんですわ。

そして、

猫さんは、何をやってもかわゆしかわゆし(≧∇≦)

 

さて、それはそれとして捗る逸品。

それは・・・『ゴミ箱』です。

頭の中のゴミ箱

記憶のゴミ箱

捨てるべきものは頭の中にあるらしい。

ネコは素晴らしくスグに忘れる。

獲物を追っていたこと、

まんまの最中だったこと、

叱られている途中だったこと。

ナンパに失敗したこと、

ついさっきちゅーる食べたばかりのこと、

寝床に毛玉はいちゃったこと。

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あずきのかぁちゃん ちびこ

そして寝る。

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爆睡中のパトラ

ただひたすらに寝る。

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りんごたん、チラシ見たいですが・・・

猫のニャン生は確実にはかどっているご様子です。

これが新生活のシアワセにゃ。



 


#新生活が捗る逸品

巣ごもりからの卒業。

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春ですにゃ。

真っ赤な椿がポトンと落ちて、白いモクレンが咲き始めるころ。

そーにゃ、去年の今ごろ。

にっぽん国中どんより暗いニュースばかりだったにゃん。

ねちゃんの周りも、明るい話はいっこもなくて、

毎日「明日はみんなどうなることやら」

「ロックダウンって、なんのこっちゃら」

ワシら猫どももコロナうつるらしいにゃ!

そんな話題ばかりでした。

 

そして、

2020年の春、ねちゃんはいきなしライブ配信はじめました。

 

これね、飛梅ってうた、ねちゃん大好きなんだって。

『東風ふかば にほひをこせよ 梅の花

主なしとて、春をわするな。

ニンゲンたちが右往左往してても、春になれば花は咲くにゃ。

香り高く、咲き誇るにゃ。

 

そして梅が散り、桜が満開になるころ、ついに緊急事態宣言がでた。

こんなに綺麗に咲いているのに、だれも見るヒトがいない。

 

桜の杜の、満開の下。

枝ぶりを見上げる人も、花びらを拾う人も、見事な桜を愛でる人も、

だあれもいやしない。

まるで人類滅亡中。

 

ニッポン人は桜が大好き。

でも花見に出かけてゆけない。

トーキョーみたいな都会のヒトたちは、マンションやアパートに閉じこもってて、

不安で不自由な思いをしてるにちがいない。

どうしてあげたらいいんだろう・・・

今、自分に何ができるだろう・・・

 

もしかしたら、

 

そうだ!

きっと、自然の緑が見たいヒトがいるかもしれない!

この満開の桜を見てもらおう!

そう思いついたんだって。

ただただそうやって始めた生配信も、なんとか一年つづいたご様子。

 

とうぜん、桜は花吹雪になって散ってゆき、

ネタが切れたねちゃんは、今ではワシら猫ちゃん映してますにゃ。

ブログにゆーちゅーぶ。

LINEスタンプまで作っちゃったんだってさ!

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すたんぷになった、あずきちゃん

ねちゃんの心も、

ぽこちゃでねちゃんの視聴してくれてる、

大事な大切なリスナーさんも、

この春は「巣ごもりからの卒業」ですにゃ。

 

 

 

 

今週のお題「〇〇からの卒業」

17才 ご長寿猫 "はいびさん" 誕生日でおじゃりまする。今週のお題「雛祭り」の日。

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貫禄の猫又 はいびぃ

2004年の三月三日、広島市の、とある おバブリーなマンションの高層階でお生まれになったそうにゃ。

幼名は「ヨーゼフ」だかヨーデルだか、なんかそんな感じ。

 

ご生母ままにゃんのお名前は「ローズマリー」お嬢様。

召使いの飼い主一家さんにたいそう可愛がられ、なに不自由なくお暮しになっておられました。

お日向ぼっこしに時々ベランダに出て、

よくゴロンゴロンされてたそうですにゃ。

そんな麗しのお姿に、ひと目ぼれした青年がおりました。

名は・・・なんとゆったかのぅ・・・

ロマノフだか与太郎だか、なんかそんな感じ。

おロシア国産の、ブルーグレーな毛並みであったそうですにゃ。

 

その若者、ある日勇気を出して、バルコニーに向かってお声をかけたと思われます。

「ン nyaWooo~ん💕」

言葉が通じたかどうかはわかりません。

ご身分ちがいであったかも、はたまた当家の敵対一家であったかも。

ま、そんなことはどうでもいいですにゃ。

若い二人は、たちまち恋に落ちました。

召使い飼い主が気づいたころには時すでに遅く、

ローズマリーお嬢様は、めでたくご懐妊のご様子でした。

 

仔猫が増えることに、飼い主さん一家はとても困惑したそうですが、

幸い、ロマノフだか与太郎だかの飼い主さんが「子猫ちゃん欲ちいっ!」

とゆっただかゆわないだか、

また、ローズマリーお嬢様の召使い最年少ちゃん、当時小学校四年生ちゃんが、

仔猫の誕生にとても興味しんしんで、

そんなこんなで、

召使い飼い主一家に暖かく見守られながら、無事ご出産。

仔猫兄弟姉妹、みな里親さんがみつかり、

そのなかの一人が、われらが ねちゃん。

そうやって麗しの遺伝子は引き継がれていったのでした。

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生後四か月くらいのはいびさん

今年で17年目の春を迎えました。

高齢によるホルモン異常で、去年の冬からお薬の投与が始まりました。

この先、千年でも五億年でも、はいびさんの命があるかぎり、

毎朝毎晩、続きます。

毎朝毎晩、お薬を飲みます。

ワシは・・・わし、びゃう太郎は、お先にお星さまになったのにゃ。

だけんど はいび姐さんは、

少しでも長く、一日でも長く、この先も元気で、

みんなと一緒に過ごしてゆかないといけないにゃ。

たっぷり、しっかりおねんねして、おめめさめたら、

「まんま食べて、お茶のんで、うんちして、しっこすゆの。」

それが猫の大事なお仕事。

 

長生きをありがとう、はいびさん♪

 

今週のお題「雛祭り」

 

 

 

 

告白します。好きになれないね、って思ってた。

今週のお題「告白します」

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子牛ちゃんに おちっち

いきなし乳しぼり始めました。

2018年の事でした。

その前の年、ねちゃんは 某ショッピングセンター のオープニングスタッフとして、みんながイヤがるサービスカウンターのお仕事してました。

サビカン、なんで人気ないかって?

そりゃ接客業の中で一番めんどくさいもん。一番クレーム対応多いもん。

そしてメンタル強しの ねちゃんは、常に戦闘態勢でお仕事に行ってました。

そんな ねちゃんも、お年を召してくると、あっちこっちガタがきたご様子で、

オトナの喘息ってヤツになっちゃったみたいですにゃ。

咳がまたとまらなくなって、〇オン辞めちゃいました。

 

しばらくおうちで考えこんでました。

にゃんこさん達なでなでしながら、

こんなありきたりの生き方で、この先、ジンセイ楽しいんだろうか?

自分は何のために  Iターンまでして出雲に来たんだろうか?

ただただ安定した、安全に見える職業だけ選んで、

実はソレ安全でも健全でもない仕事で、毎日すり減ってくだけの時間を過ごすって、すんごいもったいないんじゃないかしらん?

そう思ったんだってさ。

 

それからしばらくして、なんか面白いお仕事みっけてきたみたいです。

牛飼いだって!

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牛は神様です。出雲大社境内の牛神さま。

ねちゃん、50才過ぎて初めての牛飼いにゃ!

面接のとき、牛はデカいけどコワくないですか?とか、

ケガをするときもありますよ?とか、

さんざん言われたけんど、やってみたかったにゃ!

採用してくれたんで、最低一年はガンバローって、酪農の世界に突入しました。

二日で根を上げそーになりました。

三日目 (-_-;) 熱出して休みました。

ケツ割って逃げることもできました。

だけんど、休んだ三日目に、「ほらね、やっぱ続かなかったでしょ?」

ってあっちこっち言われるのが目に見えて、

『なんじゃとぉ~!とぉりゃーーーーーーっ!』

って気合入れて四日目ご出勤しました。

 

そんだけ酪農の仕事はキツイにゃ。

 

牛の餌は重い。

牛のうんちも重い。

乳牛は1トン近くまでデカく育つのおるから、

猫ちゃんみたいに気安くお抱っこしてお守なんて出来ないにゃ。

お薬のますのも、お薬ぬってやるのも、一苦労にゃ。

そして牛さんの顔見たとき、最初は ねちゃん、

「こりゃ馬みたいに長いツラだにゃ~。好きになれないかも…」

って思ったんだって。

そりゃ猫ちゃんみたいに、まんまるいアタマのカタチしてないもんにゃ。

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猫のシルエットは丸いです。

だけんど乳しぼりしてるとき、

頭の上から牛のオシッコかぶったり、

ゆる~い うんち跳ね返って顔に散ってきても、

ぜんぜん気にならなかった自分に気づいたんだって。

エサの関係で、乳牛は うんち君がゆるゆるなんですにゃ。

 

そーやってお世話してるあいだに、ねちゃんの声を牛さんが憶えてくれはじめて、

牛舎に入ると牛さんのほうから、なでなでして~って、近寄ってきてくれるようににゃりました。

 

なが~い馬面の牛の顔。

よくよく見ると、お目目がくりっくりで綺麗にゃ!

おおきな、すなおな瞳が、まっすぐに ねちゃんを見つめてました。

牛さんたち、心をゆるしてくれてたんだね!

気づくのが遅くって、ゴメンにゃ!

そして今では、牛さん大好きっこBBAになりました。

ねちゃん、改めてビーガンさんの考えに思いをはせたようでした。

このへんの深掘り話は、また別の機会におはなししまーす。

今日は、牛さん大好きっ!!

の告白でした。

 

 

 

 

 

 

 

 



沈丁花が香るころ。

お題「#この1年の変化」

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2021年2月17日。出雲は吹雪。

一年前のいまごろ、ニッポンはみ~んな、元気がなかったですにゃ。

コロナコロナにおびえてました。

にゃんこも、わんこも、ハムハムも、ニンゲンから移っちゃうんだって。

ねちゃんがこっそりビョーキになってて、

「びゃう君きゃわいいーーーっ(≧∇≦)」ってワシにおちゅっちゅしたら、

ワシにコロナがうつっちゃうにゃ。

ねちゃんの  おねぶ  でうつっちゃうにゃ。

 

 

ねちゃん55才。

世界は変わろうとしてるのかもしれない。

何かが動き始めてるよーな気がする。

 

かわいいかわいい、くろこを看取ったあと、

暗いにゅーすばっかりの中、ねちゃんはちょいっと、立ち止まりたくなったんだって。

そんでパートをやめました。

なにをするってワケでもないだけんど、

このまんまずーっと、バイト暮らしもなんだかなぁ・・・って、思ったみたい。

そしてワシらとゴロゴロ寝っ転がったり、

本読んだり、ゆーちゅーぶ見たり。

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ご近所の水辺の桜

そのうちに、桜のつぼみがぷっくりしてきました。

ヨーロッパ、アメリカ、すていほーむ。

みんなお外出れない。

自由にお散歩できにゃい。

『密です!!』

ん?・・・でも待って???

ここは、島根県の田舎。

もともと人口は密じゃないにゃ。

みっちりしてんのは、寒いあいだの、ねちゃんの館のニャンズだけ。

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しごー…ヒーター前のみっちり焼き猫

そしてねちゃんは立ち上がりました。

2020年、お花見に行けないみんなに、田舎の桜を届けよう!

今、自分ができることをやっていこう!

一年くらい、職がなくっても、なんとかしのいでゆける。

その前に、人類が滅亡するかもしれない。

我が身だけ生き延びたって、世界が壊れてしまったら、

なんにもなんないじゃない?

そー気づいたんだって。

そしていきなし始めました、ライブ配信ってゆーやつ。

「始めたからには、何があっても一年間は続けよう」

それがいつものねちゃんの考え。

思い立ったが吉日、満開の桜の花を、お散歩配信はじめました。

もちろん、もともと人口少ないからにゃ、他人もめったに映らないにゃ。

これ幸いと何日か桜を映して、ふと、

「そーいや、花吹雪、キレイだけど散るって事なんよね。」

って気づいたねちゃん。

ワシらニャンズを映すことにしたみたい。

その矢先、ずっと乳がんわずらってた、ちびこも看取り・・・

 

 

でもいっさい、配信中にはそのことゆわなかったにゃ。

お涙ちょうだいは、好みじゃないにゃ。

なにごともなかったように、

いつもどおり、いつものじかんに、そして今でも、

生配信を続けてますにゃ。

 

おかげ様で、オフ会ができるまでに仲良しさんができて、

毎朝定期の猫ドキュメンタリーも、楽しみに待っててくれるファンも増えて、

この一年で、ねちゃんはすんごい進化しました!

みんなありがとにゃ!

そして、これからも、

ねちゃんの館のメンバー、フリーニャーソンを、

どうぞよろしく(=^^=)

  

追伸 ちなみに一年たって、ねちゃん56さいなりました。

 

 

 

 

 

 

 

ウチだって年をとるでしゅよ。パトラばぁやのつぶやき。

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おうちに来てスグのパトラちゃん

この春にパトラちゃんは15才ににゃります。

ニンゲンでゆったら、76才だってさ。

12月になって、ごっそり痩せてきました。

元気食欲はあるんだげんど、ねちゃんは血液検査しにびょーいん連れてゆきました。

やはり思ったとおり。

はいびさんと同じ甲状腺の病気でした。

甲状腺機能亢進症】

これね、もー年も年ですけん、どーしよーもにゃい。

メルカゾールってお薬で、ホルモンの出を調整するんだと。

いいあんばいになおっていったら、隠れ腎臓病が出てくるかもって、

お医者さんからゆわれてました。

もーね、なんもいう事はないですにゃ。

元気で長生きしてくれてら、

いっしょに暮してくれてるだけで、

そんだけでシアワセ。

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てい!はいびねーさんと遊び中

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狩りの練習にゃ!

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やぁっ


 

ブラックなり。

2021年、令和三年。吉兆の色は黒!

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万九千神社の神在みくじ

それは突然やってきたにゃ。

 

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ん?見慣れない黒猫が…

夏に、ねちゃんがお抱っこしながら看取った庭猫ちー君。

がんぼなお顔で、キリッ!しゃきっ!

庭猫仲間の栗太郎も、その迫力にいつも一歩ひいてたけんど、

ねちゃんがね?いつもちー君に、こーゆって聞かせたん。

 

「う~しゃーいわんでも、おまんまあるけん。なかよピしたらえーのじゃけん。おまんま一緒にお食べ。」

 

いつしか、ちー君と栗太郎は一緒におまんまを食べるよーになり、

縁側で、ちょびっと離れてても一緒にお昼寝するようになり、

お互いの存在をみとめ、

密だったり、ソーシャルディスタンスだったり。

なんとなーく仲良く暮らしてました。

そんな ちー君がだんだんと食欲がなくなり、少しずつ痩せてきて、

 

 

そしてちょんぼ先に、ちー君はお星さまになりました。

ワシ、びゃう太郎と一緒にの?

ハンバーグの船に乗って、七つのスパゲティの海を、

唐揚げ島めざして、冒険の旅に出たんじゃーや。

 

お庭でひとりになった栗太郎は、それでも時々ちー君を探すように、

まんまの前には庭のむこうに、そーっと目をやり、ふと風の匂いを嗅いだり、軒下をのぞいてみたり。

それから、「あー、アイツもうおらんのじゃね。」ってゆってるみたいに、ひとりで静かーに、まんまする。

そんな毎日が続いてました。

夏が終わり、短い秋が過ぎて雪が降り始めたころ、

なんとか栗太郎を完全室内飼いにしたいと、ねちゃんは一生懸命に説得にあたってましたにゃ。

 

ね:「栗君や、中にお入り。」

栗:「えーっ・・・だってワシの ❛おきんたまもふちんぷる❜ 切るんじゃろー」

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栗太郎は自由にゃ!

どうしても中に入りたがらない栗太郎。

そのうち、ときどき庭先で猫のケンカする声、うちゃーが聞こえるようになりました。

どうも栗君じゃないネコさんが、お庭に侵入しているご様子。

12月のクリスマスあたりから、黒い小さなネコさんを見かけるようになりました。

先住庭猫の栗太郎に威嚇されて、松の木のてっぺん逃げ登っちゃって、下で栗太郎がウロウロしてっから降りれなくって、鳴いて ねちゃんを呼んだり、

ブロック塀の上から、お風呂入ってるねちゃんの声に気づいて鳴いて呼んだり、

どうも助けを求めてる気配が・・・

 

最初は警戒してさわらせてくんなかったけんど、

まっ正面から近寄らない、なるべく姿勢を低くして、けっして手のひらを見せない、

そして ♪お歌を歌いながらルンルン♪ ゆっくりゆっくり近寄ってく、

ねちゃんスタイルの接し方で、安心したにゃ、スグお抱っこさせてくれるようににゃりました。

 

で、むむむっ?

この慣れ方は野良じゃないな、どっかで飼われてた猫ちゃんだ。

そして、むむむっ!

腹が張ってるにゃ。

「きっとオメデタなったったから捨てられたのかも・・・」

近寄って見かけるたんびに、鼻先に砂のようなのくっつけてた。

黒いから、よく目立つにゃ!

「この辺は田んぼまみれで、砂地なんてないけどなぁ?」

ねちゃんは不思議に思ってました。

その黒猫ちゃん、12月26日に、自分の意志で、おうちの中に入ってきました。

窓を閉めても怖がらない、むしろお外に出たがらない。

でもね?

あまりに人なれしてるんで、元の飼い主さんが探してるかもしれない。

そー考えた ねちゃんは、いったんつまんで外に出してやりましたにゃ。

 

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すっかりくつろぐ黒猫さん

年末、粉雪が降る日が続きました。

「あの黒いちっちゃな猫さんは、今頃どーしてるんだろ?」

気になった ねちゃんは、おうちの周りを、おうたを歌いながら探してみることにしました。

♪ ま~なー黒子ちゃん ♪  まなクロコちゃん ♪

すると、お隣の伐採した庭木や枯れ葉を積んだ中から、ニャ?って、

ちっちゃい黒いのがひょっこりお耳を出してきたん!

ねちゃんもーびっくらこ!!

そしてジワジワ涙が出てきました。

そっか・・・

どっかのお宅の暖かいおうちの中で暮らしてたんじゃないんだ。

いつも鼻先に砂くっつけてたんじゃないんだ。

寒いから、寒さをしのぐために、枯葉の中で一人うずくまってたんだ。

だからいっつも、鼻先に茶色い枯れ葉くっつけてたんだ。

日が暮れた夜は、さぞ寒かったに違いない。

栗太郎が怖くて、まんまもたっぷり食べれてなかったかもしれない。

風呂場の窓からの湯気で暖まり、勝手口が開くのをじーっと待ってた。

『・・・ウチ、ここんちの子になりたいけん。ねちゃん気づいて。。。』

その声、届いたよ!

もう保護即決!

この雪の降り積もるなか、このまま枯れ葉の中で眠りこんでちゃ、永遠に目が覚めることがなくなっちゃうもん。

2021年1月2日、臨時のケージに慣れさせ、1月3日に完全隔離での保護。

1月4日に病院で健康診断。

マイクロチップも確認したけど、埋め込まれてはなかった。

お名前を正式に「まなくろ」愛黒、と名付けて、

お腹の虫駆除リハビリ開始。

そしてねちゃんの館の住人に、

フリーニャーソンの新入りメンバーににゃりました。

 2021年新春の出来事でした。

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もうお外には出ないよ、まなくろ。