ミミがぁ、ねちゃんをぉ、選んだの!
年が明け、2017年の一月は、
雪がチラつく冬らしい寒さでした。
お外でようやく慣れてきたみつなり君、
ねちゃんはタイミングを見計らってました。
お外にゃんこにはキビシイ季節。
ある日、庭の木組みの片隅で、じーっと動かなくなったみつなり。
ねちゃんは声をかけました。
『おうちの中に入る?』
台所に青いゲージを運んできて、そーっとみつなりを入れてみました。
じっとねちゃんを見つめながら、
ボク、おうちの子になるよ。たぶん、そうゆったとおもいますにゃ。
寒さで凍えて、声にはならなかったけど。
2017年1月13日、夜。
ねちゃんは終日、ゲージに寄り添って眠りました。
その様子を、
遠くからじっと見ていたネコちゃんがいました。
次はウチの番にゃ・・・
そうゆってるようでした。
寒い冬のあいだ、庭に来たり来なかったり。
ほっそりと弱々しく、首が傾き、まっすぐ歩けなかったミミ。
縁側にも、ピョンと飛び乗ることさえできませんでした。
まず体力を回復させてやらなくちゃ!
高級栄養まんまをしっかりと食べ、
ねちゃんにもスグなじみ、
和室でくつろぐようくようになってゆきました。
でもね?
午後9時あたりになると、みみわぁ?っと鳴いて、外に出たがるんだにゃ。
たいてい2時間半で、ただいまぁ~と鳴いて、戻ってきました。
毎日毎日、夜、お外に出たがりました。
時には、午後11時に出かけ、
やっぱり2時間半で、帰ってきました。
なんか理由があるんだにゃ。
そう考えたねちゃんは、
ミミに首輪をし、もうウチの子になるんだよって印をつけて、
お外に放してやってました。
だって、かならず帰ってくるから。
お出かけするときも、じっとねちゃんを見つめて、
「ミミわぁ?お外にぃ、おでかけしたいの」
ってゆってたから。
その理由は、もうちょっとしたら
わかりますにゃ♪